inakagurasisitainoのブログ

退職して10年以上になるが、変化のない毎日を送って、どんどん歳をとっている。ブログを始めて、自分の生活に活気を与えたいと願っている。

いちじくの挿し木

畑には3本のいちじくの木があります。


2本は日本いちじくで、子供のころから実家の庭にあった木の一部を切り取って、挿し木で殖やしたものです。


栽培には手がかからず、ほったらかしていても実が熟れて、簡単に収穫できます。
(カラスやカミキリムシにはちょっとてこずることもあります。)
その収穫を楽しみにしており、子や孫にも送ってやり、喜ばれています。


もう1本は、ビオレ・ソリエスという品種の西洋いちじくです。


ビオレ・ソリエスといういちじくは、糖度が高く甘くておいしいというので、通販で苗を買い、畑に植えて育てていました。


ところが実が熟すとたくさんのコバエが実の周りを飛び回り、実の中にまで入り込んできます。とても食べる気になりません。


野菜の栽培に邪魔になるので木が大きくならないよう、伸びた枝を切り詰めていると、実もできなくなってしまいました。


そこで、今年は切り取った枝を挿し木にして、自宅で鉢植えで育ててみようかと思いました。自宅で育てれば、雨の対策など管理がしやすいだろうと思います。


ひと月ほど水を入れたペットボトルで発根するのを待っていると、なんだか白い点が何個か見られるようになりました。きっと、ここから根が伸びて来るのではないかと期待しています。何年かかるかわかりませんが、美味しいいちじくを食べてみたいと思います。

節の当たりに、畑で元の木から切り取った時にはなかった、小さな白い点が見られる。