いちじくの挿し木
畑には3本のいちじくの木があります。
2本は日本いちじくで、子供のころから実家の庭にあった木の一部を切り取って、挿し木で殖やしたものです。
栽培には手がかからず、ほったらかしていても実が熟れて、簡単に収穫できます。
(カラスやカミキリムシにはちょっとてこずることもあります。)
その収穫を楽しみにしており、子や孫にも送ってやり、喜ばれています。
もう1本は、ビオレ・ソリエスという品種の西洋いちじくです。
ビオレ・ソリエスといういちじくは、糖度が高く甘くておいしいというので、通販で苗を買い、畑に植えて育てていました。
ところが実が熟すとたくさんのコバエが実の周りを飛び回り、実の中にまで入り込んできます。とても食べる気になりません。
野菜の栽培に邪魔になるので木が大きくならないよう、伸びた枝を切り詰めていると、実もできなくなってしまいました。
そこで、今年は切り取った枝を挿し木にして、自宅で鉢植えで育ててみようかと思いました。自宅で育てれば、雨の対策など管理がしやすいだろうと思います。
ひと月ほど水を入れたペットボトルで発根するのを待っていると、なんだか白い点が何個か見られるようになりました。きっと、ここから根が伸びて来るのではないかと期待しています。何年かかるかわかりませんが、美味しいいちじくを食べてみたいと思います。
節の当たりに、畑で元の木から切り取った時にはなかった、小さな白い点が見られる。
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